美大合格のデッサン力をつかむ

-ま~も-

◆「マスキングテープ」

平面構成で使う道具。

あらかじめそこにマスキングテープを貼っておけば、塗りが終わったときに貼った部分を守ることができる。

問題文に画面のサイズ指定がある場合などは、たとえば30cm×30cmなら、B3の画面内に30cm×30cmを囲うようにマスキングをしておけば、画面外の余白を汚さずにすみます。

ただし、はがすときは注意しましょう。

ケント紙であっても紙ごと(薄皮を)はがしてしまうことがあるので、気をつけてくださいね。

◆「マチエール」

画面に使う素材によって生まれる表面のこと。

油絵ならその凹凸が、鉛筆画ならサラサラの表面がそれにあたります。

予備校でもあまり聞くことは少ない言葉。

◆「水張り」

パネルに画用紙/ケント紙をはりつける作業のこと。

紙を湿らすと多少のびるという性質を利用して、紙を湿らせた状態で水張りテープを使ってパネルに貼り、固定する。

紙自体が乾けば縮むので、20~30分後にはたるみのない、ピンと張られた画面ができあがる。

課題ごとに前もって水張りを済ませてなければならないが、やり方は予備校に入ったときに教えてくれる。

「水張る」として動詞化されることもあります。

ex.「家で水張っといた」「ヤバッ、水張んなきゃ!」など。

◆「水張りテープ」

水張りをする時に使うテープ。

一見ただの紙テープですが、水をつけると接着性が出て、はりつけることができる。

水張りテープは、一般的な茶色よりも高額な黒や白、緑などカラフルなものが出ていますが、「ただ色がついているだけ」です!使い勝手も何もかわりません。

ただ高いだけなので、節約するなら茶色をオススメします。

なんか最近気分が乗らない…ってときはハジケて黒とか買いましょう。

◆「ムサ院」

大手というよりかは中堅、東京武蔵野美術学院の略称です。

全学科の総人数は200~300人くらいですが、少ないだけに講師の人の目が全体にいきやすく、弱点克服をしっかりサポートしてくれる。

人数から中堅としたが、講師の人のレベルが大手並みに高い。

印象は、すこしアットホームな予備校。

アクセスは、JR中央線は国分寺駅、徒歩5~6分と妥当。

武蔵野とあるけど、武蔵野美術大学とは関係ない。

◆「ムサビ」

私立美大の大御所、我らが武蔵野美術大学の略称。

日本のトップレベルの美大として多摩美術大学と肩を並べる美術大学。

難易度、人気ともに高く、それだけの刺激が十分にある。

環境設備、CPのソフト、バージョン、まさに最先端で、2005年には新しい13号館ができ私大らしさが伺える。

図書館は多摩美術大学よりも大きく快適そのもの。

短所があるとすれば、芸祭を多摩美術大学とほぼ同時期に行うことである。(もうちょっと日程ズラしてくれればいいのですが)

アクセスは、JR中央線は国分寺駅から西武バス「武蔵野美術大学」行きに乗り20分。

もしくは同 国分寺駅から乗り換え、西武国分寺線で2つめの駅「鷹の台」下車で徒歩20分(微妙に長い)

入学試験時においては一般道など、大変混雑しますので、雨天、または雪の際は足下に十分お気をつけてご来校ください。

試験日は晴れるといいですね。

◆「明暗」

デッサンの基礎ポイントの1つ。文字通り明るいところ暗いところという意味。

全体のバランスとして画面の余白とモチーフとの明暗も、1つのモチーフの中での明暗もしっかり描いていくことが重要。

そのためには、うす目で見たり、モチーフをよく見るということが大前提にある。

基礎だからこそ重要で、できていない人が多いのも事実。

◆「模擬試験」

その予備校内で行われる試験のこと。コンクールともいわれる 。

国語と英語各100点、デッサンとデザイン(平面構成)たいてい各150点の4科目で500点満点。

学科と実技を合わせて得点が決まるので、浪人生も学科に気を抜けない。

ふだん実力を交えることのない現役生・浪人生と同じフィールドで競い合う絶好の機会。

ぜひともその中で1位を目指して欲しい。

他の予備校生も交えて試験を行うことも模擬試験と言いますが、この場合は実技試験だけで得点を競う『公開模試』のほうになります。

◆「目測」

もくそく。目分量でものごとをとらえること。

目見当を略して「めけんで見たとき」などと言うこともある。

画面の違和感や、モチーフの大まかなカタチをとらえることも目測からはじまるので、(講評などではあまり使われないが)目測もなかなか侮れない。

「画面をチェックできるしっかりした裁量」という意味もあるけれど、同じ意味の「デッサン力」の方が使われやすい。

◆「モチーフ」

描く対象物のことをモチーフと呼びます。

「モチーフ室」といえば、モチーフとなるグラスやわらじ、タルにはく製、石膏像など実にさまざまなものを保管している場所。

「モチーフ台」はモチーフを乗せる台のこと。

◆「モデペ」

「モデリングペースト」、略して「モデペ」。

ゲル状の白い液体で、画面の下地を作るのに使います。

これを使えば、画面を5mmくらいまで盛り上がらせることができます。

あんまり盛り上げ過ぎても乾かないしヒビ割れたりしますが、ハケなどで薄くのばして、ところどころ凹凸を作れば、いい下地が完成です。

マチエールと同じく、課題としてこれを使う機会はほとんでないでしょう。

◆「モノケシ」

株式会社トンボ鉛筆が誇る消しゴム、「MONO消しゴム」。

青と黒と白のパッケージが愛らしい。

やはり有名であるだけでなく、消字性能がとても高いのはデッサンでも変わらない。

多くの学生に使われているように、私のメインもモノケシです。