美大合格のデッサン力をつかむ
練りゴム

抜いて消す
使い方と交換時期

デッサンで使う練りゴム

練りゴムの役割

 

練りゴムとは、練り消しゴムの略で、消しゴム機能の付いた「ベトつかないガム」のようなものです。

その機能は、鉛筆の黒鉛をくっつけることで消して(抜いて)いるのです。

そのためデッサンでは、

全くの白にする「消しゴム」

消しゴムの性質

黒色を一段階下げる「練りゴム」

練りゴムの性質

これらを使って作品を効率よく仕上げます。

もちろん練りゴムでこすったり強く抜けば、ササッと描いた線なら十分消すことができます。強くこすると消しカスが出るので注意。

なので、頻繁に使われるのは練りゴム、キワや修正・手直しなどの補助に消しゴムを使います。

 

使い方は練って消す

人肌くらいに温まると粘性・吸着性が増すので、ビー玉サイズの練りゴムを練りながらデッサンをする人が多いですね。

練りゴムのつかいかた

 

描かれたところに押し当てるとワントーン消せます。押し当てた面は黒鉛がついているので、再び使うならまた練っておきます。

消したい場所によっては尖らせて細部を消したり、または棒状にして転がし広い面のトーンを落としたりします。

練りゴムのつかいかたいろいろ

自由に整形してアレンジできるのが魅力

練りゴムは1つあれば十分と思いがちですが、ある一点を白く抜きたいというときのためにふだん使いの練りゴムと、ここぞというときに使う新しいままの練りゴムを分けて持っておくと便利です。

 

練りゴムのオススメNo.1とは

「ヌーベル 練り消しゴム」‥‥ ¥60

ヌーベル 練り消しゴム

簡素なパッケージ(ロゴが青)で、小さめの練りゴム。 やたら安い。

「ヌーベル 練り消しゴム」‥‥ ¥100

ヌーベル 練り消しゴム

同じく簡素なパッケージ(ロゴが赤)の練りゴム。 …安い。

「イージークリーナー」‥‥‥‥ ¥200

イージークリーナー

透明と緑色のパッケージで、学生に人気の練りゴム。 手ごろな価格。ヌーベルよりか一回り大きい。

「伊研のネリゴム」‥‥‥‥ ¥240

伊研のネリゴム

上の3点と違い、色が抹茶の練りゴム。一番高いので敬遠されがち。  イージークリーナーと同じ大きさ。

はてさて、いったい何がどう違うのでしょう?

高ければいいのか、みんなの人気に従えばいいのか…。

たかが4種類ですが迷いますよね。

 

ズヴァリ、お答えいたします!

練りゴムは、高いほどよい!

 

「伊研のネリゴム」がダントツオススメで、第二位が「イージークリーナー」です。

伊研は安物と比べると高いけれど、値段以上に高品質で、なにより使いやすいです!

練りゴムの価格は、「吸着力と使いやすさ」に比例します。

安い練りゴムは吸着力が低いので、画用紙にこすりつけると崩壊して小さなカスが出ます。

寿命も短く、わりとすぐにボソボソになって練ることができなくなります。

価格が上に行くほど、カスはほとんど出ません

練りゴム同士が強くくっついているため寿命も長く、たくさん消すことができます

 

ランク外となった他の2つは、ハッキリ言って使えません。

消す度にカスが出ますし、その消字性能もほめられたものではありません。

デッサンに不向きな練りゴムたち

こういうのはむしろ工作とか撮影小物に向いてる

これを使っている人は、まだいい練りゴムを使ったことがなくて「練りゴムはこんな(カスがでる)もんだ」と思い込んでしまった人です。

ぜひとも質のいい練りゴムを使ってみてください!違いはすぐにわかります

 

練りゴムの替え時

目安としては練る前の最初に持った感じがカチカチに固かったら、または伸ばしてもブチブチとくずれてしまうようになったら新しいものに買い替えましょう。

練りゴムの替え時

色でも判別可能

「まだ使えそう…」と捨てるのが惜しい気持ちも分かります。が、ここは1つ描くスピードを維持するためにも割り切るのが一番です

使い方にもよりますが、だいたい一年間で3~5個くらいのペースでなくなっていきますね。

 

そうそう、予備校のデッサン室で床に練りゴムを落としたりすると高確率で鉛筆の芯のカケラがくっつくのでご注意ください

くっついているのを知らずに使ってあらぬ線を描いてしまった人は私だけではないはず…