美大合格のデッサン力をつかむ
静物のカタチ その3

見切り発車はしない、何度でもパースをチェックする

1発に賭けない

本や缶など工業製品はほとんど正確な直線・曲線で構成されています。

垂直線は定規があるので測れます。しかしパースは自分でとらなくてはなりません。

はかり棒で正確さを高めることはできますが、0.5°でも0.01°でも、必ず誤差は出ます。

いや、出るものだ、と考えて下さい。

 

カタチについてあなたに伝えたいことは

パースは1度で100%正確にとれなくていい

ということです。そして

じっくりカタチをとる時間を使う

受験デッサンにおいては、この時間をたっぷり設けてアタリの精度を高めてください。

 

心配性のままでよい

数をこなしていけば、パースをとることだって上達します。ちゃんと精度が上がるものです。

それでも、上達したら、同じくらい心配性になるように心がけて下さい

パースは一度で100%とることはできません。

精度が上がっても、なお画面をチェックする。

「上達しているのだから1度でとれなきゃいけない」なんてことは決してありません。

 

現役生に持ちやすい誤解ですが、「カタチをチェックする目を養う」ことをすっぽかして、

「速いことはすごいこと」という思いが先行していると冒頭の絵のような事になります

カタチを修正しなきゃと気づいたら、修正しなきゃと気づけたなら、それがあなたの力なのです

カタチ・パースに関しては、慎重に、できるだけ心配性になること。

「これで本当に100%か…」

「カタチは(パースは)狂っていないか」

遠くから見て、うす目で見て、

はかり棒で何度でもパースをとって、入念にチェックして下さい。

見切り発車は事故の元です。「これでもか!」という意気込みでパースを確認していって下さいね!

 

さあ、進んでいきましょう!