美大合格のデッサン力をつかむ

静物デッサンの構図は、「位置」をハッキリさせること!

位置情報を1つのアングルで伝える

静物デッサンでは、基本的に置かれているモチーフの配置がわかるようなアングルを見つけるようにしましょう。

位置情報を伝えるアングルを

たとえば、真横のアングルではビンの影になっていた奥のオレンジが、少し斜めに見ると、しっかりと位置関係がわかるようになります。

まず一番手前のリンゴ、そしてビンがあり、その奥のオレンジがこれら2つの対角線上に置かれている。そんな位置情報を、アングルを変えただけで画面に含めることができるのです。

受験でのデッサンでは、この「位置関係・位置情報」というものがとても重要視されています

今の例で言えば、「リンゴとオレンジは、対角線上に置かれているか?」「ビンは、リンゴとオレンジの中間の距離に置かれているのか/いないのか?」など、位置を表現できているかがポイントになります。

静物デッサンとして置かれているモチーフは、やみくもに置かれたものではなく、出題者が何かを意図して組んだものです。

そのため、「並んでいるように見えない」「対角線にあることを理解できていない」という画面構成では、当然キビしい評価をうけます

出題者によって出題意図は違いますが、基本的に位置の表現力を試さない試験はありません。

したがってモチーフの並び方にもたいてい何か規則的な法則があるので、うっかり見逃さないように構成しましょう。原点対称であったり、距離の関係であったり、まずは法則がないかを疑ってください。

位置表現の力をつかむには

描く前に、エスキスの前に、モチーフをぐるっと回り込んで見てみることです!

裏側がどうなっているのか、モチーフ同士の距離は、意図はあるか。

予備校の課題なら十分近くまで、受験なら入室した時から怒られない範囲でよ~く見る

指定の場所から見るモチーフ以上の情報を得られるはずです。

そして、それを加味した構図を席について探していく

置かれたモチーフの位置情報を1つのアングルで分かるように意識すると、わかりやすくいい画面ができますよ。

構成が決まった後も「この構図だけを見て、配置の法則や距離感が伺えるかな?」という確認もしてみるとよいですよ!

 

さあ、進んでいきましょう!