美大合格のデッサン力をつかむ
きれいな画面でいるために その4

消せない汚れには最終手段…「削る」

相当やったぜ!という出来映えなのに、よく見たら目立つところに汚れが!

しかも消しゴムでさえ取り去ることができない…。

焦ると提出ギリギリまで気付かないこともしばしば

そんな事態にもしもなったなら、とっておきの最終手段で切り抜けましょう。

 

それは、「削り取る」という、なんともシンプルな作戦です。

やることもやはりシンプル。

カッターの先を寝かせて汚れの付いた画用紙の表面を「ひっかくように削り取る」、ただそれだけです。

著名な画家もやっていた技法

しかしあなどるなかれ。この技法は、かの有名な油彩画の巨匠 ヤン・ファン・エイクも用いていたものなんですよ。

※右の「ターバンの男」は自画像ではないという説も

彼は、1434年の作品「アルノルフィーニ夫婦 」において、金属のハイライトを表現するために、画面を削ることで「地の白」を利用した、とされています。

作中アルノルフィーニ夫婦2人の頭上奥につるされたシャンデリアに、その技法が施されています。

 

…まあ関係は、あるようでないようで(笑)

 

注意点

私たちの場合 画家の技法とは異なり、汚れを取り去りたいだけなので、

消しゴムや練りゴムでしっかりトライしてみて、それでもだめなら削り取るとよいでしょう。

ただし、

表面を削り取られた画用紙は、そこから汚れるととれません!

必ず一番最後に削るようにして下さいね。

基本は描いている最中も画面をキレイに保つことが肝心です。

 

さあ、進んでいきましょう!