美大合格のデッサン力をつかむ
大事なデッサンのコツ その1

- 何事にもバランスをとる -

うまく緩急をつける

私がデッサンを続けてきて「これはっ!!」と感じたポイントは、

「何事にもバランスをとること」です。

やる・やらないの差をつける

描き込むことだけを例にとるなら、描き込むのは主役として見せる部分。それ以外は描き込むけれど主役との差をちゃんとつける。

 

こうすると何が起こるのかって?

はい、見栄えがするんです!

主役とワキ役が描きでわかるから、見せたいもの・やりたいことが伝わりやすい。見せたいものに焦点が合うから、空間もでる!

主人公とワキ役の差をつける

見る側にもわかりやすい

しっかり時間をかけて描くところ=主役があるのなら、落ち度にならない程度に手を抜く部分=ワキ役があってよい。

もちろん描き込みに限らず、構図、カタチ、ベース(明暗)、空間、全体感、それぞれにバランスを取ることができます。

構図は奥行きが分かるアングルだろうか?

見つけたかっこいい部分を引き出すアングルになっているか?

ベースは特徴やポイントに丁寧に乗せる。そうでない平坦な部分には「ある程度」という気構えでササッと済ませる。など。

逆に、すべてを描き込むと見る側が「一体何を見せたいのか?」となったり、ベースですべてに気を遣っていたら描き込みの時間がなくなるなど、何事にも「ほどよさ」が必要なのです。

主役の差がなかったら

主役が多いと大変なことに

やりたいことを強くする

グラフや視デの学科は特に、「情報伝達」という部分が核です。

「何がやりたいのか」「伝えたいこと・メッセージは何か」、これらの問いに画面で的確に答えるためには、自分の画面に『いる情報・いらない情報』を取捨選択(デザイン)していくことが必要です。

画面の中で、見せたいもののバランスをとる。

すべてを強くせず、見せたいところ・やりたいことを強くするのです。

 

受験に受かる人というのは、構図、カタチ、ベース(明暗)、描き込み、空間、全体感、これらの中で、自分の得意な分野に一番時間をかけています。

これら6つの基礎項目すべてを100%にしていくのではなく、自分のフィールドで100%を出すために、他は70~90%くらいの力配分で手早くちゃっちゃかこなすのです。

画面の中のバランスも、自分の力のバランスも、描き込みだけでなくデッサンのほとんどの事柄に(もしかしたら世の中のすべてに)緩急はよい効果をもたらしてくれます。

変化がなさすぎず、偏りすぎない。

多くの事柄の中でバランスをとることはとても難しいことですが、これを意識することは、基礎的な力に大きな影響を与えると強く感じています。

これからデッサンを描いていく中で、たまに思い返してみて下さい。

 

さあ、バリバリ進んでいきましょう!