美大合格のデッサン力をつかむ
美大って何?

アートの学科もあれば、
生活を取り巻くデザインの学科もある

アートもデザインも学科としてある

「幅広い美術の学科」をもつ大学

美大(びだい)とは、美術大学のことを指して言います。

美大進学、美大受験、すべて美術大学のことです。

一般大学において法学部で法律学を、物理部で力学を学ぶのと同じように、美術大学では美術に関して学ぶことができます。

「美術」という言葉だけを聞くと、なんだか理解不能な芸術や、ピカソやレオナルド・ダ・ヴィンチといった画家たちを思い浮かべることでしょう。

まるで現代とかけはなれたようなイメージがあると思います。

しかし、美術大学において何を学べるかと言えば、それら古来からのアートの分野もあれば、生活を取り巻く”デザイン”という分野もあるということを覚えておいてください。

 

たとえば

アートの分野

油絵や日本画といった古来からの絵画方法に美術の重きを置いている学科や、彫刻(石彫や木彫)、工芸(ガラスや金属)、染め物や織物などを美術として高めた学科があります。

絵画学科 油画専攻、日本画専攻、彫刻科…など学科の名称は各大学によって異なります。

デザインの分野

また、広告(TVCM/CF、ポスター、雑誌)やプロダクト(車や携帯電話、工業製品)といった現代をとりまく商品のデザインをする学科。

急速に発達するWeb、Webデザイン、VRによる表現を学んだり、現代建築の空間を演出し、美しさを表現する学科など、いまの私たちの生活にかなりの影響を及ぼしているものをそれぞれの学科において深く学んでいます。

グラフィックデザイン学科、プロダクトデザイン学科、情報デザイン学科…など学科の名称は各大学によって異なります。

大学ごとに学科の名称区分が異なるので。必ず大学ごとの資料請求をして確かめたほうがいいですよ。

 

美術を学びますが、割合として実技授業は50~70%くらいでしょうか。

学科ごとの課題をやる時間・講評の時間・教授による授業…を受けていきます。

残りの割合が座学で30~50%あります。

座学では、映像論・材料学・芸用解剖学・マンガ論・西洋の美術史・日本美術史・外国語…などこれまた様々な授業があり、大学によって違いがあります。

必ず受ける必要がある必修の授業と選択できる授業に別れています。

4年次には、卒業を見据えて制作をするため、半年~1年ほどかけて自分の卒業制作に時間を費やします。

そして卒業…と、美術大学ではこんな風に学んでいくことになります。

 

自分の興味がどこに向かうのか

私たちの身の回りのモノって、ほぼ全部『デザインされたもの』なんですよね。

その場で見渡してみてください。

本も携帯電話もペットボトルもお気に入りのバッグも靴も洋服も、視界にあるものほぼ全部がデザインの分野に置き換わるって、なんだか不思議な感じがしませんか?

本は学校の教科書だって装丁デザインだし、タイポグラフィ(文字のデザイン)も絡んでくる。

携帯はプロダクトデザイン。

そのアプリもwebデザインとSE(システムエンジニア)によるコーディングの合作。

ペットボトルはパッケージデザイン。

バッグに靴に服はテキスタイルで服飾デザイン。

言い出したらきりがない!(笑)

 

およそすべてのものが、美大や美術に携わった人々が創り出してるかと思うとなんだか燃えてきませんか!?

具体的に創りたいものが決まってなきゃいけないわけじゃない。

「何か創り出すことが好き」それを原点に美大を目指すこともできます

もしあなたが進路で迷っているようなら、あなたの「一番好きなこと」を考えてみてください。

それがクリエイティブなものなら、美大をぜひ目指してほしいと思います。